その多くが、そこでバーベキューをしたいとか、ガーデニングをして花を植えたいとか・・・・。
比較的、アクティブに中庭を利用したいと考えている方がほとんどです。
そこで私は、アクティブな利用方法以外に◆「中庭を設置する効果」◆をいくつか説明していきます。 中庭を設置することで、
@ 北側の部屋や階段等、室内全体が明るくなる
A 明るさ同様、室内全体に風通しが良くなる
B 例えばコの字の中心に中庭を設置することで、中庭に向かって大きな窓を付けても隣地から見えにくい。(言いかえれば、プライバシーを守りながら大きな開放感が得られる。)
C 中庭に向かって大きな窓を付けることで、室内から見ると中庭や空が見えて実際以上に部屋が広く感じる。
D 建築基準法上の採光を中庭からとることで、隣地に無駄な空地をつくらない。
特に細長い土地、狭小の土地にはその効果は絶大です。
このような条件の土地は、三方住宅に囲まれ、周囲にぴったり建てられている場合が多いからです。狭小の土地なのに中庭を付けるのはもったいないと考える人もいますが、建築基準法上の建ぺい率(その敷地面積で建築用に費やせる広さの割合のこと)と採光は守らなければならないので、いずれにしてもどこかに空地を設けなければなりません。私はこのような場合、隣地の最小限の空き(民法では50cm)以外にどのくらいの面積が必要なのか、逆算して中庭を設置することがあります。
次に◆「デッキテラスを設置する効果」◆を説明します。
@ (特に室内の床がフローリングの場合)デッキテラスが室内の延長に見え、部屋が広く感じ内部と外部の関係が強まる。
A デッキテラスの上に花や植物を置くと見栄えが良い上、心が安らぐ。
B 屋上や2階がデッキテラスの場合、その下の階の部屋が夏期は涼しい。(デッキの下が日陰になるため、下階の天井裏の温度が10〜15度下がる。)
C 屋上や2階がデッキテラスの場合、その下にある防水層の劣化が軽減される。(防水層が直射日光にさらされないので。)
以上の理由で、中庭(ライトコート)、デッキテラスを設置することはその分費用はかかりますが、費用対効果はかなり高く、おすすめできる建物の装置の一つです。
1.ライトコート(中庭)からLDKを見る。

2.LDKの吹抜けからライトコート(中庭)を見る。
このようにサッシが開放されると、内部と外部のつながりが強まる。

オリジナルHPもご覧ください。http://www.takishita-arch.com/m-hp/wjmo-2.html
3.和室からライトコート(中庭)を見る。
広さ6帖のライトコートに0.5帖の植栽と、1本の樹木を置くだけで効果は絶大。

4.ライトコート(中庭)を見上げる。

オリジナルHPもご覧ください。http://www.takishita-arch.com/works-jyui-mo1.html
5.ライトコート(中庭)から階段、洗面、子供室を見る。
ライトコート(中庭)を設置することで、各部屋はもちろんのこと階段や洗面コーナーまで明るく、風通し良くすることができる。

6.階段室から玄関とライトコート(中庭)をを見る。
ライトコート(中庭)をを設置することで、玄関から見て奥が明るくしかもライトコートが垣間見える。

オリジナルHPもご覧ください。http://www.takishita-arch.com/works-jyuj-09.html
7.家事コーナーからデッキテラスを見る。

8.ロフトからLDKとデッキテラスを見下ろす。LDK、家事コーナー、和室に囲まれたデッキテラスは、この家の中心に位置し、見た目だけでなく利用頻度も高い。

オリジナルHPもご覧ください。http://www.takishita-arch.com/n-hp/wjna-1.html
9.屋上からデッキテラス(2階)と中庭(ライトコート)(1階)を見る。
2階にLDKがあるこの家は、デッキテラスをサービスヤードとしても使用している。

10.浴室からライトコート(中庭)を見る。
浴室のサッシを中庭に向かって大開口にしても、隣地からは見えない。

オリジナルHPもご覧ください。http://www.takishita-arch.com/works-jyua-wa11.html
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